先生という仕事

早く先生になるには。

特に社会人の方から、このようなご相談をお受けすることが最近多いです。

教員免許を全く持っていない方から、です。

今の時期でしたら、はい、来年の4月に教壇に立つことができます。

小学校の先生でしたら。

いろいろな条件がありますから、もちろん100%ではありませんが。

でも私は、正直、このコースはあまりおすすめしていません。いろいろリスクがありますからね。なので、このコースをやりながら、もう少し確実性の高い方法と、両方、併願して準備を進めることをおすすめしています。

もう少し・・・というか、かなり確実性が高いコースだと、来年7月に教員採用試験を受験して、再来年4月から教壇に立つことになります。こちらだと、教員免許の取得は、スケジュール調整さえうまくできれば、ほぼ確実、一定の社会人経験を満たせば、社会人の特別選考で教員採用試験を受験することができます。

ということで、先生になる方法はいろいろあります。意外とこの情報、知られていないようです。

ですので、「先生になるための方法・あなたにふさわしい方法を一緒に考えましょう」と題した公開講座を行います。

一般的な説明をした後、個別のご相談も可能な限りお受けいたします。

資料の準備がありますので、お越しくださる方は、事前にご連絡ください。

皆様のお越しをお待ちしております!

公開講座

「先生になるための方法・あなたにふさわしい方法を一緒に考えましょう」

日時:4月24日(金)1930分~

場所:101番教室

参加費:2500円(当校の学生は無料です)

*参加される方は、事前に必ずご連絡をお願いいたします。

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阿部先生をお招きしての講演会。

本日(もう昨日か)、北海道の阿部先生をお招きしての講演会を行いました。

おいでくださった方、ありがとうございます。

2階席も使わなければならないぐらい(笑)多くの方がお越しくださって、うれしく思っています。

皆さん、どういう感想を持たれたかしら。

ね、阿部先生って、暖かいすてきな先生でしょ。

私も久々に阿部先生にお会いできて、うれしかったです。

阿部先生がおっしゃっていた、「すみません」「お願いします」「ありがとう」。この3つの言葉って、本当に大切ですよね。

私もものすごくそうだと思うのですが、教師って、自分で全部の問題を解決しようとしてしまいますから。これらの言葉を使わずに、自分で抱え込んでしまいがちなんですよね。

でも、一人では何もできない。

自分のできるところ、得意なところを活かして、コラボレイトしていくことが大切なんだと思います。

そのことを思い出しました。

阿部先生のようにお力のある先生の場合、いつも担任される学級は、大変なクラスばかり。小学校の低学年で、集合写真が撮れないクラスとか。

そういうクラスの子どもたちと関わっていきながら、子どもとの信頼関係をつくっていくということ。

その大切さを改めて感じました。

私もまた明日から、私の仕事の現場で、学生さんたちを大切に育てていきたいと思います。

阿部先生、そして、ご参加くださった皆様、

ありがとうございました。

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教職大学院の優遇措置。

昨晩夜中に、「教職大学院」という記事を書き、メリットがなければみんな行かないんじゃないの~というようなことを書きました。
そうしたら、今日の朝刊で掲載されていましたね。東京都の決定が。と思ったら、産経新聞の記事

では、1月30日ですか。うっ。遅れている(汗)。でもまあ、書かないよりはマシでしょ、書いておきます。
見出しは、「東京都、4教職大学院と連携、別枠で優先採用」というもので、東京都にある教職大学院4校全てが対象です。協定を結んだ早稲田大学(定員70人)、東京学芸大学(30人)、創価大学(25人)、玉川大学(20人)の大学院修了者を通常の教員採用試験とは別枠で優先的に採用するそうです。2009年夏以降の選考者からですので、この春から入学される方は対象外ということになります。採用方法や人数などは検討中だそうです。
大学院では、全体の3割程度は都教育委員会が提示した共通カリキュラムを活用することになるそうです。
そうですか。
なるほど。
これで教職大学院の人気が高まるかもしれませんね。

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ティームティーチング。

ここ最近のアジールは、ティームティーチング(TT)になるときが多いです。複数の先生がいるということは学生を教える上で、効果的なことだと思っています。
でも私が思っているTTは、一般的に言われているのとちょっと違うかな、と思います。以下、内田樹さんのブログからです。こんなイメージです。



学生たちはしんと水を打ったようになって、誰ともなく、ノートを取り出して必死になって二人の会話を書き写し始める。
やっぱり大学の授業というのはこうでなくちゃね。
ほとんどの学生たちは、知的高揚というものを「見たことがない」。
見たことがないものはなかなか自分では経験できない。
知的に高揚している人間の身体がどのように変容するのか、表情がどう変わり、肌がどう紅潮し、声がどう響きを変え、場の空気がどのように密度を増すか・・・ということは、現場に居合わせないとわからない。
逆に言えば、現場に居合わせさえすれば、(たとえ内容が理解できなくても)身体的に同調することで、知的高揚感というものは共有されるのである。
教壇から講義しながら、なお知的に高揚するというのはたいへんむずかしい(できないことではないが)。
二人いると、そこに対話が成立する。
意見の微妙な食い違いがあり、ことばの解釈の違いがあり、発見があり、創造がある。
この合同講義、合同演習という形式の有用性をずいぶん前から主張しているのであるが、同僚の方からはあまりはかばかしい反応がない。
ふつうの方は傍らに自分と考え方の違う人間がいると、気分が悪くなるのかもしれない。

こういうかたちの「合同講義」というのがいいかな、と思うのです。

私がこういう場面を作り出すことができたのは、ある学生さんが授業に参加してくれたときのことでした。
私は彼とは、それなりの年月関わっており、お互い、信頼関係があったと思います。私の学生でしたが、私とは根本的に異なった考えを持っている方で、別の方は私たちのことを「水と油」と言ったぐらいでした。それぐらい、考え方が違うのです。
でも、信頼関係はあったと思います。
ある日のクラスで。少人数のゼミを運営しておりました。
彼とはいつも、議論をしているのですから、その場で議論をする必要はありませんでした。
でも私は、他の学生さんに、「知的に高揚している人間の身体がどのように変容するのか、表情がどう変わり、肌がどう紅潮し、声がどう響きを変え、場の空気がどのように密度を増すか」、これを見せたかったのです。
彼とは事前に打ち合わせをしていたわけではありません。でも、後から彼は、私がそのようなつもりで話を振ってきたということがわかったと言ってくれました。「だから自分は、最後まで引かなかった」と。そうだったのです。本当に。
他の学生さんは、きょとんとされていました。そして、私たちがどうしてそんなにまでなって、最後まで言い争っているのか、初日はわからなかったようです。先生に「はむかう」彼のことを怪訝に思った方もいたようです。
でも、4日間のクラスを終えた頃には、意味がわかってくれたようです。

ああいうTTの授業を作り出したいと思うのですよ。

今日、TTをしていて、そのような授業を思い出しました。
そして最近、そのような授業ができていないことを残念に思っています。
そういう力を学生さんにつけてあげなくては。

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Yさんの「教育実習日記」2。

 Yさんから「教育実習日記」の続報が届きました。彼女は、本当にいい感性を持っていますよね。

 今日は、実習生の体育の授業にTTとして入りました。
  反省会で「TTはメインの教師よりも重要だ」と言われました。
  個別支援、メインの教師の補助、そして何よりも雰囲気づくりをするべきだ…と。
  TTという存在を少し履き違えていました。
   
  ほかの実習生の授業も見学しました。
  「興味の持続」の難しさを知りました。
  最初に興味を示してくれても、3~5分ごとに新しい刺激を与えなければ、興味は持続しにくい。
  指導の工夫が必要であり、指導の工夫によって理解度も変わってくる。
  本当に難しいです。
   
  指導案は骨組みであって、実際に授業をしてみなければ何が起こるかわからない。
  適切な判断と柔軟性が必要なのですね。
  予想外のことが起こると意図・ねらいを達成することを忘れがちになってしまうようです。
   
  児童の笑顔を見ることができたり、自分との距離が縮まっていることを感じたり、
  たくさん嬉しいことがあります。
  元気の源をくれる児童たちに、少しでも楽しんでもらえるような授業にしたいと思います。
  頭はいろんなことでパンクしそうですが…

私は、以下のような返信を、Yさんに送りました。

「TTはメインの教師よりも重要だ」
納得ですね。
今、どの子の支援をしなければならないのか、ぱっとその場での判断を求められますからね。
もしかしたら、最も教師的な仕事なのかもしれません。
こういうその場の判断ということが、教師の専門性なのだと理論的には言われているんですよ。

現場でいろんなことがあっても、ほんと、子どもたちが救ってくれますよね。
だから教師の仕事ってやれるんじゃないかなあ。
私にとっては、学生さんの一言ですかねえ。ははは。

Yさんの「実習日記」、早速、「学房アジール」のブログに転載させていただきます。
すごくいい「実習日記」だと思います。
実習の後、こうしていろいろと書き綴っている中で、昼間には気づかなかったことに気づくってこと、ありませんか?
生活綴方教師は、夜、子どもに優しくなる、とよく言われているんですよ。

てなことで、Yさん、実習、がんばってくださいね。

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Yさんの「教育実習日記」

 地方の教員養成系大学に編入学した教え子からメールが届きました。彼女は、障害児教育を専攻しています。大学の付属の学校で教育実習をしているようです。

 読んでいて、教室の子どもたちのこと、そして、初めて「先生」と呼ばれる中で、精一杯彼女ががんばっていること、子どもとの関係をつくっていることが伝わってきていいなあと思いましたので、転載します。

  今、ちょうど教育実習1週目が終わったところです。
  「先生」と呼ばれること歯がゆさを感じています。
   
  附属の特殊学級の子達は、比較的障害が軽いと思っていました。
  確かに重度はいません。
  言語的に困る子はほとんどいません。
  それでも、書くことが出来ない、場の空気が読めない、柔軟性がない…
  一人ひとり状態が異なっています。
  個人のなかでも、日や時間によって状態が違うことも知りました。
  言語的コミュニケーションに問題がないため、
  ふとしたところで難しさを突きつけられます。
  とても奥が深いです。
   
  最近驚いたことは、私が自分のことを「私」と呼んだところ、
  児童に「次、私の番!」と言われました。
  自分のことを「私」と呼ぶ概念がないのだと…
  (名前を覚えられていないってことにもなりますが)
   
  自閉症の男の子には、最初は適度な距離感をもたれていました。
  日がたつにつれて、側にいてくれる時間が長くなったり、指示が通るようになりました。
  着替えのとき「1番上のボタン、パッチンして」と言われたのには本当に嬉しかったです。
  (自分で出来るので、してあげませんでしたが、本音はしてあげたかったです!笑)
   
  その子がとてもニコニコしている日がありました。
  学校外の日だったので、私は単純に楽しいのかなと思いました。
  しかし、実際は違った環境に落ちつかなかったようです。
  必ずしも、ニコニコ=楽しいというわけではありませんでした。
   
  卓上では全く感じられないことを書ききれないくらい感じる毎日です。
  明後日からは授業をします。
  自分の発想力・思考力のなさに悩まされますが、なんとか頑張りたいと思います。
   

 去年の今頃、彼女と、大学の編入学の試験で格闘したことを思い出しました。あの子が、教育実習をしているなんてねえ。本当に早いものです。なんて言うと、私がやたら年を取っているようですね。ははは。

 最終的に進路を決めるのに、ものすごく悩んだ学生さんでした。

 彼女に言ったか、覚えていないのですが、そのときの選択が正しかったかどうかは、その後の人生が決めることだと思うのです。こうして今、子どもたちに精一杯向かっている彼女の姿を見ると、きっと、あのときの選択は正しかったのだと思いますよ。

 がんばってほしいと思います。応援していますよ。

 教師というのは、自分の存在を消すために仕事をしているのだと思います。だって、いつまでも「先生!」と子どもや学生さんが頼ってくるようだった ら、教師の仕事は失敗ですよね。自分がいなくても生きていけるように、その子が自分で立って歩んでいけるようにサポートするのが教師の仕事だと思っていま す。

 そういう意味では、教師の仕事は、切ないものです。

 あんなに頼ってきていて、こちらも精一杯応えていたのに、ぷつんと途絶えていきますから。

 そんな切ない仕事ですが、こうして時々、私に依存するためではなく、友人として、自分の語りたいことを語る相手として選んでもらえるということは、うれしいことです。

 教師は子どもに選んでもらうのだと思うのです。

 そういう意味で、彼女のメールで私は、しばらくまた、がんばれると思うのです。

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「何のために勉強をするの?」

 「学房アジール」の生徒さんに限らないのだけれど、最近、こんなことをストレートに聞く子どもたちが増えたように思います。「何のために勉強するの?」「勉強をして、何の得になるの?」そんな問いが増えたのではないでしょうか。

 この問いに大人・教師は、「誠実に」応えるべきなのでしょうか? 「勉強すると、こんなにいいことがあるよ」「こんなに得をするよ」「こんなにお金 が儲かるよ」。こんなチープな答えはしない方がいいと思います。でも、子どもの理解できるスキームでは、こんな「わかりやすい」説明しかできません。

 わかりやすい説明はできないにもかかわらず、それでも確信を持って従うべきだと思うことがあります。説明ができないことが、世の中にはあるんです。

 ところで、このような質問は、子どもにかかわらず、よく耳にするようになりました。私の大好きな内田樹さんは、「経済合理性」という言葉でそれを説明しています。経済合理性、等価交換の考え方を徹底すると、勉強をした「見返り」が必ず必要になってくる、というわけです。

 けれど、もちろんこの勉強のことはもちろん、人間にとって大切なことは、合理的に説明ができないものなのです。「なぜ言語を語るのか」「なぜ人を愛するのか」。答えを用意しようとすると、チープなものになってしまいません?

 自分の理解のスキームが及ばないものでも、やる、ということ。そういう等価交換、経済合理性からはずれたことは、どうしたら伝えることができるのでしょうか。とにかく、ねばり強く、子どもたちと関わっていくしかないと思うのです。

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教員採用試験の倍率

 現在、公立学校の教員採用試験の競争率は低下傾向にあり、「今なら、先生になれる」時代がやってきたように思います。けれど、それは、全国的な状況というわけではなく、地域や学校種によります。
 採用者数が多く、競争率が低いのは、文部省の「各県別受験者数、採用者数、競争率(平成17年度)」によると、東京都、大阪府といった大都市圏です。
 学校種では、小学校の競争率が低下しています。東京都の小学校では、3,491人の受験者のうち、1,425人が採用されているんですよ。競争率は2倍ちょっとです。凄いと思いません?
 一時は、教員採用試験の倍率は、10倍を超えるのが当たり前、10年近く臨採を勤め、年齢制限ぎりぎりで合格するというのも、珍しくありませんでした。それに比べると、昨今では、地域を選んで、しっかり勉強をしていれば、合格することも可能になってきていると思います。
 団塊の世代と言われる世代が大量に退職を迎えることから、今後、競争率はもっと低下するかもしれません。
教師になりたい方、このチャンスを逃さないで! と言わずにはおれません。

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教員採用試験受験資格の年齢制限の緩和・撤廃

 教員採用試験では、多くの自治体で受験資格に年齢制限が定められていました。1994年の試験では、年齢制限がないのは2県だけで、30歳未満の自治体もありました。

 けれど、昨年度の試験(2007年度採用)では、年齢制限のない自治体が9に増加。30歳未満は0、京都市は48歳未満、東京都滋賀県、熊本県が40歳未満、というように、年齢制限が緩和される傾向にあります。

 30歳未満、35歳未満という厳しい年齢制限で教師になることを諦めていた方も、このような緩和・撤廃の動きの中で、十分チャンスがあるのではないでしょうか。

 かくいう私も、教員免許を持ちつつも教師にはならなかった者の一人。まあ私の場合は、大学院に進学してしまったからではありますが。今からでも、教員採用試験を受験しようかしら(笑)。

 もちろん、今から教員免許を取得しても、十分間に合います。大学や短期大学を卒業されている方なら最短1年、卒業されていない方でも2年で免許を取得できます。小学校教員認定試験を受験するという方法もあります。

 本 当に今の学校・子どもたちは大変です。それでも、教師になりたい、子どもたちと共に生きたいと思う人には、是非とも教師になってほしいと思うのです。学校 には、いろいろな人が必要です。22歳で教壇に立つ人とは違う意味を子どもたちに与えることができるのではないでしょうか。

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先生になりたい!

 ここ数年、私の周りで、「先生になりたい」という方が増えています。

 団塊の世代と言われている人々の大量退職、そして大量採用を控え、教員養成系の募集人員が増加していることから、志願者が増えたのではないかと思われます。

 教員採用試験の倍率は、学校種・地域によっては、かなり低倍率になってきています。がんばれば合格できる、教師になるのなら、今がチャンスではないでしょうか。

 また、教員採用試験の受験資格の年齢制限を撤廃する自治体も増えています。教師になることを諦めていた方にも、十分チャンスがあります。教員免許をお持ちでない方、今から取得しても、間に合いますよ。

 あなたの、先生になりたいという夢を実現させませんか。

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